web2.0はストーカーには便利なのかもしれない

いつものようにはてブ使ってて思ったのだけど、実は結構危ないことやってんじゃないかなとか思い始めた。


ものすごく低い確率だろうけど、あるネットストーカーが一人のブックマーカー、名前をAさんとしようか、その人に狙いを付けてはてブを数時間ほど眺めればAさんの趣向、最近の興味、一部ではネット上での交友関係が分かる。さらにブクマコメント欄から、Aさんの性別、所属、おおまかな居住地の予想がつく。案外、ブクマコメント欄は一言しか書かないのでブログで書くよりも警戒心が低くなってる場合がある。*1 そしてクリップ数が多ければ多いほど有効な情報が得れる。だから、現実でのストーカーが被害者のゴミを漁ることで被害者の情報得ているように、そういう人間が食い入るようにはてブを観察すれば大抵のことは分かってしまうんじゃないだろうか、と思ったら一瞬だがゾッとした。

さらに拡張して考えてみる

また、web2.0関連のツールってのは妙に『監視装置』になり得るモノってのが案外多かったりする。
RSS』は監視装置そのまんまだし、『はてブ』は監視"され"装置であるし、『Google』もうまいこと使えばネット上の行動を追う監視カメラになり得る。(昨日のエントリみたいに)


このテの議論はネット黎明期にマスコミがさんざん主張してきた事と同じだとは思うのだけど、中身が具体的になってきた今、もう一度復習してもいい時期なのかもしれない。

*1:まあこれは本人が気をつければいいのだけど