ネット第三の勢力「ブロゴスフィア」の複雑さ

たまごまごごはん - 2ちゃん市、はてブ町、mixi村・・・?
鍵大工学部 - 2chとmixiの対立関係およびメタな視点のモヒカン族
時々語られるネットの三大勢力。
ひとつは2ch。もうひとつはmixi。で、もう一つは?となると答えがバラバラにだったりする。
ある人は「はてな」だと言い、ある人は「モヒカン族」だと言い、ある人は「ブログ」だと言えば、またある人は「ブロゴスフィア」だと言う。どれも間違ってはいないのだけど、どこかしっくりこない。
じゃあどれがいちばん良いのだろう?
はてな」だとココログとかfc2とか他のブログサービス使ってる人はどうなるのかって話になるし、モヒカン族だと範囲が狭すぎる。「ブログ」だと結構近いのだが、「はてな」と呼んだ時に比べてSBMが全く意識されてない分、どこかズレるので、現時点で近い呼び方というのが「ブロゴスフィア」じゃないかなと思う。「ブログ」という言葉だけじゃない分、SBMをほのめかせる余裕があるといった点で、ベストではないけど、ベター。


思うに、この「まとめづらさ」っていうのはブロゴスフィアの構造の複雑さもあるんじゃないだろうか。
2chmixiというのは基本的には「場」が与えられてて、植物に水をやるように新規に人が入っていって大きくなってきた。だから違いと言っても、一つの国を州とか県で分けたようなそんなイメージがある。*1 *2
しかし、ブロゴスフィアというのは新規参入組もいれば、テキストサイト・ニュースサイト等のお互い別種の古参達も取り込んで成長しており、それとはまた別にブックマーカーなどもいるから非常に話がややこしい。ブログサービスごとで派閥もかなり変わってくる。だからブロゴスフィアというのは、何種類もの都市国家に分かれて別々に成長している集団の上に、飛行機で空中を旋回*3している人間が何人もいるような場所がたまたまブロゴスフィアと呼ばれている、と考えるのが正しいのかも。


なんだかとてもカオスである。