文化系が文化系に贈る体育会系の勧め

理系が理系に贈る文系の勧め
ちょっと前の話題だが酔っ払ってるので強引に取り上げる。


よくこういう「理系でも文系の学問を勉強しよう!」とか「文系でも理系のような合理性を取り入れよう!!」みたいな話はあるのに、ち〜〜っとも体育会系という分野に関する話が出てこない。というわけで、微妙な体育会系の自分が体育会系のメリットを語ってみる。

コミュニケーション能力がつく

体育会系は体を使う、体を使うと言っても大半は何らかの”競技(交流)”であり、必ず練習相手なり試合相手がいる。そのような相手と練習や試合という言葉を介さないコミュニケーションを行うことで、非常に実践的なコミュニケーション能力を養うことができる。
確かに文系でもコミュニケーション能力は養われるが、人付き合いの基盤や応用と言えるようなものを養うケースが多く、ある意味遠まわしになってしまっており、直接的かつ実践的なのは体育会系の方だ。*1

また、競技相手のいないような運動、例えばアーチェリー・長距離走居合道などは自分の体との対話が非常に重要となるため、そのような部分での繊細な感覚の汲み取りを対人スキルとして応用することが十分可能。

集中力がつく

自分の体を媒介として訓練することにより集中力が鍛えられる。
試合でのやりとりの最中や身体感覚を敏感に感じ取る時、余計なことを考えていては精神を集中することはできない。結果的にに「余計なことを考えない」という、思索における合理的な訓練を行っていることになり、ものごとを考える上で重要な役割を果たしうる。

根性・根気がつく

体育会系にはシンプルな反復練習があるが、それに耐えることにより、社会に出てからの過酷な業務においても早々のことでは根を上げなくなる。
また、試合に負けるなどの挫折を味合うことも多いため、社会に出てからの挫折の耐性も付く。

健康になる

体育会系だから体を動かす。適度な運動は体によいので健康に良い。ぜい肉がついている人は痩せられ、ガリガリな人には筋肉が付く。
また、体を動かすことによりストレス発散にもつながり心の健康にも良かったりする。

「でも若い頃から始めないと無理じゃん」

いやいや、そういうこと言ってたらいつまで経っても始まらないのがオチ。まずは考えるよりも先に体験してみる方が良い。
「敷居が高い」と感じるなら、ボウリングとかビリヤードとかの「体育会系なの……かな?」と思えるくらいのボーダーラインギリギリの所から始めてみるといい。(案外そこから運動好きになるケースも多い)
居合道とか杖術とかのマイナー武術も初心者が多くて結構穴場だったりする。

まとめ

体育会系の多くが学問とかそっち方面で勉強しないことが多いので、Webの世界では体育会系が語られることは少ない。でも、理系・文系・体育会系とか全部揃えればある意味最強なんじゃないか、とか思うわけです。(理系と文系が統合された人が優秀なように)
というわけでまとまってないけど、週末あたりは体動かしてみると良いですよ、という話。

*1:長い目で見れば文系スキルも非常に重要。