人気エントリだけが目指す記事ではない

そういえば最近ブクマがギリギリ付かないタイプの記事を書くケースを増やしている。
もちろんここの話で、誰にでもわかりやすく書いた記事というのはブクマが付きやすいのだけど、その分情報密度が薄くなる。で、情報圧縮せずに文章長めにするとこれまたブクマが付かないわけで、ブクマの付きやすい記事というのは「わかりやすくて文章短め」(あくまで「短文ではない」)というのが1つの指針*1になるのだけど、そんな文章ばっか書いてるわけにもいかんのだよねこっちは。やはりそういう文章ばかりだと少なくとも自分は飽きが来るわけで、ここ最近は「あまりブクマされない程度に情報圧縮された記事」というのを書いてみたりしてるんだけど、ブクマしてくれる方やスターを付けてくれる方がいつもと違って、タグやブクマコメントやブクマされてる状況を見て、「あー、なんかわかってくれてるな」という感じが非常に自分としては嬉しかった部分があり、100usersで人気エントリに入るのも面白いけど、自分の記事をちゃんと読み解いてくれる少人数の人間がブクマなりスターなり付けてくれたりすると、それはそれでとても喜ばしいというかすごい安堵感があって、それも良いもんだなと思ったり。
なんつーか、人気エントリでの対応って良く悪くもそれだけ注目されているということだから、ストイックというかガチにならざるを得ない部分があってやっぱ自分を痛めつけながら成長させるような部分がある。でも、さっき言ったような少人数の重要人物がちゃんと注目してくれるような記事を書くことってのはある意味すごいポジティブな経験なのだけども、同時に静的というか自然に無理なく自分を成長させてくれるような部分を感じるのだよね。両方とも重要ではあるんだけど、しばらく後者を重要視し、「たくさんブクマされたら負け」という方向性で行ってみたい。

*1:もちろん、これだけが条件というわけではない。長文でも、情報圧縮されていてもブクマが付きやすいケースはいくらでもある