ネットの長所はレスポンスの速さ

インターネットに向いていないこと


世の中には「インターネットは不正確な情報が氾濫している」という説と、
「むしろ一面的な情報が流れていないので正確である」という説が対立しているようだが、
むしろ両立しているのではないだろうか。
この部分読んでて思ったのだけど、ネットにしろ本にしろ専門性が高い&やってる人口が少ないジャンルになると、ネットはおろか本ですら間違った記述が氾濫してるケースがあったりするんだよなあ。(その分野にも寄るんだけど)


そのジャンル自体がカルト過ぎるので言っちゃうと特定されそうだから言わないんだけど、そういう例がある上で「インターネットは不正確な情報が氾濫している」という主張をちょっと考えてみると、ネットだと速攻ツッコミが入る分間違ったケースがすぐ明るみに出て目立つのに対し、書籍だとネットに比べてツッコミが入るのが遅く、間違った記述が拡散しやすいんじゃなかろうか。レスポンスの速度差のせいで、「ネットは当てにならない」という認識が形成されやすくて、実質的な信憑性にはそれ程差は無いんじゃないかな、と思ったり。


「一面的な情報が流れていない」というのも「レスポンスが速い」ということの言い換えでもあるんだよな。
ただし、「レスポンスが速い」ことが必ずしも良い結果のみを生む、というわけでもないのがミソかな。