コンサート

武道の話って訳じゃないんだけども、ちょっと関連する話として。
今日とあるオーケストラのコンサート行って来たんだけども、いちばんうまいらしいお婆ちゃんのバイオリン(チェロ?)の動き見てると、他と明らかに動きが違ってて面白かった。市民団体のコンサートだったんだけど、他の奏者が弓をバイオリン側に押し付ける感覚でやってることが多いのに、そのお婆ちゃんはバイオリンと弓の角度が直角に近い感じで弓がスッ、スッと上下へ滑らかにスライドさせる意識でやってる感覚。素人目から見てて、あの感覚でよく弦から弓が外れたりせずに音が出るもんだなあと感心してた。体軸があんまブレてなくて、大きく体を動かしたりもしてないから、なんか演奏してるように見えないように見えてる。


他に気になったのは指揮者とティンパニーで、指揮者は腕の滑らかな動きがダンサーっぽいなあ、武術っぽいなあと思いつつ、細かな指示とかがどうなってんのかよくわからんので意識の先は見ずに動きだけをとりあえず見てた。いちばん飽きなかったのがティンパニーで、ダダダダダと叩いてるときの様子がどう考えても腕だけで振ってたら間に合わないような速度で振ってたので、うきうきしながら見てたんだけど、演奏の状況によってはその叩くエネルギーが増幅されてても、スッとティンパニー本体を手で押さえて音を全部消さないといけないシーンがいくつかあり、「勿体ねえ!」とか思った。武術だったらあれどんどん増幅するのになあ、みたいな。


コンサート終わった後は引っ越し先候補の場所見とりました。後から物件調べとこう。