「考える身体」

考える身体

考える身体

先週ぐらいに読み終わった。全体的な感想としては微妙。
本の半分くらいまでは「おお、この人身体のことよくわかってるじゃないか!」とすごい勢いで読んでたんだが、3章過ぎて4章に入ってからひたすら現代バレエの話になり延々と置いてけぼりになったのが俺の中で大きなマイナスポイントに。1〜3章までは舞踊やら文学やらマスメディアやらネットやらを身体の観点から色々と分析してて、内容に入りやすい上に面白かったのですごく良かったんだがなあ……。
微細な身体運動や身体意識の概念の理解はあるものの、あまり深い理解では無いことが読み進めていく内にどんどん明るみに出てきたのも竜頭蛇尾っぽくてアレ。やはり1〜3章だけで終わってたら神だったかも。