満員電車の教訓

面白かった。
ただ、個人的には満員電車が嫌いではないので、どうしたら少しでも快適に乗れるかを書いてみたい。
振り返ってみれば、高校行き始めた15の頃から現在まで12年ほど電車通学通勤やってて、総武線各停、総武快速線内房線小田急線、東西線西武池袋線、千代田線、中央線、丸の内線、都営大江戸線京王井の頭線有楽町線・・・と、色んな路線に乗ってきたけど、東京の電車は独特のマナーっつーか乗り方がある。例えば、


今まで一番混んでると思ったのは「もう少しで隣の人に触れそうになっちゃうなぁ」ってくらいの距離感になったときだった。リュックサックを背負ってたら、おろしにくいな、おろせないなと思うレベル。
これも地方なら全然問題ないんだけど、東京の電車内は空間が資源みたいな扱いなので、1人分の空間を潰すリュックは随分なマナー違反。「山でやろう」とか言われる。

リュックとか大きめの鞄とか持ってると、人や人の荷物に引っかかって動けなくなったりするので満員電車は出来る限り軽装の方がいい。
(流されない場所に位置取りできたら荷物は必ず置く)


そういう感じの満員電車の教訓みたいなもんを書いていくと、次の5つになる。

  • 流れに逆らわない
  • できるだけ省スペースに
  • 同じ電車でも混んでる車両と空いてる車両がある
  • ドアのすぐ横、並んだ吊り革の真ん中部分、車両連結部の近くは良ポジション
  • 便や路線を変えてみる

流れに逆らわない

無理に吊り革や手すりを持たない。人と人の間に隙間があるならまだしも、ぎゅうぎゅう詰め状態になってるなら持つと人の邪魔になるだけでなく、圧迫されたり手が痛くなったりするので、おとなしく皇帝ペンギンのようにおしくらまんじゅうされてるのが正しい。個人的には身体が固定されて寝れるのでこの状態は結構好きだったり。
あと、ターミナル駅とかで人が大量に出そうなケースでは出て行く流れに乗り、一旦外に出て、入る人の少し前くらいに待ってから入る。(この時に吊り革持ってつっ立ってるとえらい迷惑になる)

できるだけ省スペースに

これは上にも書いた。なるべく荷物は持たず、吊り革ポジションに来たなら荷物は上に上げる。
人波に流されて荷物が置けない状況なら、足の甲に荷物を置いて凌ぐ。それすら出来ないときはしっかり両手で持っておく。
人のための空間を作ることで、皆が空間を分け合うことになり、自身の快適さが増すのは確か。

同じ電車でも混んでる車両と空いてる車両がある

同じ電車でも4両目はえらい混んでてほっぺた潰れそうなのに、1両目はそこそこ隙間があったりする。
また、ぎりぎりの時間で乗ると奥の方が空いてるのに入り口付近で人が壁作ってることが多く、ぎりぎりの電車に尻を押し込んで乗るのは好ましいもんじゃない。
早めに駅に来て、早めに並び、よく研究するのがカギ。

ドアのすぐ横、並んだ吊り革の真ん中部分、車両連結部の近くは良ポジション

ドアのすぐ横の小さな隙間や吊り革ポジションは身体が固定され、人波に流されずに済む上、荷物が置ける。
車両連結部付近は奥にあり下りられなくなる可能性があるからか空いてることが多い。ターミナル駅で下車するケースなら積極的に使えるし、下車しなくても直前のターミナル駅で一旦下車してポジション調整すれば下車できずに詰むことは無い。

便や路線を変えてみる

一本早い電車や、一本遅らせて次を待ってみるとやたら空いてたりする。例えば丸の内線の中野富士見町発とか。
また、快速や急行に乗らずに各駅停車でずっと乗っていくと途中座れたりして幸せになれたりするケースも。あとは混みやすい路線は避けて迂回するルートを取るのも手。ちなみに副都心線は朝の猛烈なラッシュの時間帯でもやたら空いてるのでもっと皆乗るべき。(遅延もなくなったし)



とはいえ

どうしてもダメな人はダメだろうし、特に女性は体力とか化粧、痴漢対策もあるだろうからあまり参考にならん部分も多いかも。
ただ、俺的には「満員電車は寝れるし、路線ごとの攻略法編み出したりするのが楽しい」ぐらいにしか思ってなくて、乗り換えが多い方がイヤだったりする。
まあ、こういう人間もいるわけです。


参考:主要路線の混雑率