携帯メールの感覚とTwitter

上は最近、下は2年前のエントリ。両方ともメール、特に携帯メールに関する内容だ。


まあそれはそれぞれのPC環境に依存するからよしとしよう。問題はそのメールの内容だ。電子メールがいくら手軽だからといって、初対面あるいはまだ会ってない人とのメールは気を使うもんだと思うんだが、そうは思えないものもある。挨拶もなしにいきなり用件を書き出すのは、携帯メールの所作なんだろうな。
この辺りの携帯メールの感覚というのは学生時代(高校生以下)に携帯電話を持っていたか否かで随分違ってくる。
自分なんかはギリギリ入るか入らない世代なためか、その感覚が分かるんだけど、shy1221さんがメールを手紙や葉書を書く感覚で送ってるのに対し、携帯メールというのは「高校生が授業中に回す手紙」辺りの感覚に似ている。だから形式や内容よりも、返信の迅速さや見栄えの良さ(絵文字など)がその辺りの世代の「常識」になっていて、そこから外れているとまともな人と見なされないケースが結構ある。(手紙や葉書で自分の名前や住所を書かないような人が常識はずれと見なされるように) この同調圧力は強いもんだから、いざ世代が違う人となっても、そのまま若い世代の感覚で送ってしまってもまずい事だとは気付かなかったり、逆に名前や所属を聞かれたことに「常識外れだ」と内心腹を立てたり呆れている人がいてもおかしくは無い。


ただ、個々人が抱いている常識というものがあるのでそれは尊重されるべきであるし、「メール=手紙葉書」感覚の常識を持つ世代であればそれに合わせた方が良い。手軽過ぎるせいか、PCメールならまだしも携帯メールを目上の方に送るのは、個人的にはかなり気を使う。かと言って携帯メール=手紙葉書」感覚が一般常識かと言うとまた違うところがあって、気を知った者同士の飲み会の時の連絡なんかは若い世代の感覚でやった方がスムーズに行くだろうし、実際それで定着するだろうと思う。


あと、気付いたんだけど



返信ありがとうございます。
すみませんが、
再来週の予定も教えて下さい
だってさ。私の名前も自分の名前も書いてない。携帯から出してるのかも知れんが、何かお手軽だなぁ。まだ会ったことのない人と、こんなやりとりをする勇気は私には無いな。
こういう携帯メールの感覚を良い方向に延ばしたのがTwitterなんだろうなと思った。
まだ会ったことの無い人をFollowして、お手軽に発言して、Replyしあって仲良くなる。なんともうまいことハマったもんだなと。