2ちゃんねるが力を失う日

プロ工作員のうわさ

こんな記事が目に付いた
livedoor ニュース - 亀田擁護カキコミは 「プロ工作員」の仕業?
あほニュース.zip - ピットクルー工作員 削除依頼へ

 「工作員説」が急浮上したのは、2006年8月7日に放送されたテレビ朝日の「スーパーモーニング」で、亀田選手の父・史郎さんと漫画家のやくみつるさんが激しいやりとりをしてからだ。特に、「ネットの書き込みを人の目で監視するサービス」を提供している都内のベンチャー企業A社のアルバイトが「工作員」だ、という指摘が多い。

   (中略)

 では、実際の「工作活動」は、どのように行われているのだろうか。ネット上では、以下の発言が「工作員」によるものだとされている。

やくみつるってこんなに低俗で卑怯なやつだったんだ。亀田父なんてTV出演に関してはド素人だろ?何、番組総がかりでド素人糾弾してんだよ。こんな気分の悪いTV番組初めて見たよ。嫌いだった亀田父をちょっと尊敬したよ。俺だったらその場でやくみつるの頭蓋骨割ってると思う」

 ちなみにこの発言をした同一人物は、15分後にこんな発言をしている。
「まあ、私もこういう書き込みするのが業務なので。給料は手取りで16万です」
 うかつにも、工作員が自分の身元を明かしてしまっているのだ。この発言をきっかけに、工作活動のスキルの低さを揶揄する書き込みが増えた。

うーむ、工作員が身元明かしなんてするんだろうか。まだプロ意識が低いというなら有り得る話ではあるが…。
もしこれが本当の話だとすれば、VIP板に常駐してるニート雇った方が余程良い仕事しそうな気がするんですがどうでしょう。(もう実際やってたりして)

将来どうなるのか

今はまだこんなものかもしれないが、時間が経ち、このテの業者が洗練されてきたらどうだろう。
いま2chの現状として、数年前と比べて住人の質が下がってきている*1。 VIP系ブログ閉鎖事件しかり、Youtubeの『jap』事件然り……。正確に言えば、昔2ch上位層に居た人間がブログやmixiに移行したり、2ch自体に飽きてどこかへ行ってしまったりというのが現実だろう。だから小中学生や中下位層が残る。上位層が切り離されてしまっているのだ。
この状況で洗練された『本当の工作員』が現れれば、簡単に扇動されてしまいそうである。『本当の工作員』は2chに精通していて、話の流れも読めれば、ネタで皆を和ませ、徐々に徐々に世論を誘導するだろう。(ひろゆきから人材引き抜けば手っ取り早い)
2ちゃんねるは終わった」という話はたびたび聞くが、今のところある程度の力*2は持っている。この力を失うのはそういう『本当の工作員』が現れたときだろう。ちゃねらーは、TVや新聞見ている時に「最近メディアがネットに従順だなあ」とか思い始めたら注意が必要かもしれない。

*1:PC関連、ゲーム関連の板などを除く

*2:「晴れハレユカイ」をオリコン5位くらいにまで持っていける程度の力