2022年版買ってよかったもの

今年は色々買ったので、よかったものを書く。
※広告リンクは一切無いのでご安心を

長いです。目次付けとくんで、気になるものを読むか、少しずつ読むといいです。

Fire TV Stick 第3世代

7月のプライムデーにて、1本で1980円、2本でさらに1000円引きというアホみたいな売り方をされており、1本は家用、もう1本はカラオケボックスや満喫で使うと便利みたいな話があったので2本セットで購入。結果としては大正解だった。

操作が軽快

というのも、Prime VideoはPS4で見ていたのだが、レスポンスと操作性が悪かった。

今のTVとレコーダーも操作性が悪いため、そのまま受け入れてしまっていたのだが、操作が軽快になることでQOLが上昇。

加えて、Amazon Music UnlimitedもiPhoneAmazon Echo(第1世代)にBluetoothで繋いで流してたのだが、TV経由で気軽に高音質で聞けるようになったのも良かった。

めっちゃ高機能

1500円なのにやたら機能がある。

できない事と言えば「4K出力」「ホームシアター構成」「Wi-Fi6」「eARC」辺りになるが、上記で困らないor割り切れる人も多いだろう。

USB音声出力が可能

電源用のmicroUSBをOTGケーブルで分岐させ、電源+音声出力が可能。

以下のように分岐させる。

このOTGケーブルだと下側のUSB-A側をアンプの音声入力と繋ぎ、奥のmicro-USB側で電源と繋いでいる。

これでより良い音響機器と繋いだり、出先で映画見る場合でもスピーカーと気軽に繋ぐことが可能。

Kindle Fire HDがあると漫画も大画面で

実はKindle Fire HDがあると、AirPlay経由で書籍をTVやモニタの大画面に写せる。
t.co

上記のようにアプリ導入して送受信すると、漫画も大画面で見れるので気分がいい。


Chromecastで映す方法もあるが、AirPlayの方が画質が良いのでこちらをおすすめする。
※AirPlayだと音声が出せないが書籍だと関係が無い

他にも色々できる

こちらの記事が詳しい。
officeforest.org
プライム会員だと無印Fire TV Stickは良い福祉だと思う。

NobSound NS-01G Pro + Edifier P12

コスパ最高のアンプとパッシブスピーカーのセット

加野瀬さんの記事で興味を持ち、Edifier P12がセールで7900円になってたのをきっかけに購入。
その結果、こんな感じになった。


1週間後、居間のサウンドバーを取っ払って、このセットを居間に移していた。

ちょっと解説すると、NobSound NS-01G Proは4千円を切る値段で、「USB」「AUX(イヤホンジャック)」「Bluetooth」の3種の入力を持つ。音質としてはUSB>AUX>Bluetoothとなるが、前者2つの音質が良い。USBは16bit/44.1KHzまで対応する。非公式だがUSB給電も対応する

Edifier P12は値段の割にはやたら良い音を出すパッシブスピーカーだが、バナナプラグは使えないので注意。

このセットは約16000円でQOL爆上がりするので、「何となくQOL上げたいな~」という人はこれを買おう。USB入力が強いのでPC接続すると幸せになれる。なお、Edifier P12は年に3回くらいセールすることがあり、9000円くらいになることがあるので、その時期を狙って購入してもよい。

最後に、このセットを使っているろっぱさんのtwを貼っておく。

SC-PMX90

TV側の音質のさらなる向上+取回し向上を行いたくなり購入。
お得情報と加野瀬さんのベタ褒めに耐えられなくなった。

音質がやたら良くて多機能

と色々機能モリモリで、こちらもUSBでの音声入力で極めて涼しい音と迫力ある低音を出す。

そして、CD再生がやたら音が良い。アンプ+CDレシーバー部分での音作りの巧みさだと思うが、ハイレゾ音源と比較しても負けてない。下手するとCDの方が良い音に聞こえるレベル。
BluetoothAACに対応しており、iPhone持っている人間と相性が良い。

なお、購入時は定価24000円程度だったが、高騰してしまい現在は約3万になってしまったのは残念だが、この多機能さと音質の高さを顧みると4万円でも違和感が無い。
Fire TV Stickと組み合わせても良い感じだ。

SCPMX-90の弱点

弱点があるとすれば、強みであるUSB入力と光デジタル入力が現在のTVと微妙に噛み合わない点だ。

現在のTVはHDMIが音声出力の前提で、USB音声出力を持つTVはほとんど無いし、光デジタル出力は24bit/48KHzに留まることが多い。

もし、音に拘るとすると、HDMIセレクターの音声分離機能を使い、高サンプリングレートの光デジタル音声出力を抽出する必要が出てくるが、デメリットとして配線と操作の煩雑化が発生する。

特に操作部分ではTVを付ける際に、下記4操作を行う必要があり、なかなか面倒くさい。

  1. TVを電源オン
  2. SC-PMX90を電源オン
  3. HDMIセレクターを電源オン
  4. HDMIセレクターのARCをオン

ひとまず、スマートハブを使用してワンボタン操作可能にしたが、人によってはハードルが高いだろう。
とはいえ、USB-DAC部分が非常に高性能なので、前述のFire TV StickのUSB出力と接続すると最高になるし、iPhoneなどからLightning→USB変換してAmazon Musicを流すと、空間オーディオが流せて疑似サラウンド体験ができるのでなかなか楽しい。

少なくともミニコンポとしては決定版と言える製品なので、居間で腰を据えて音楽聞いたりテレビを見たい人、あるいはPC接続も見据えた上で自分の部屋でゆったり音楽聞きたい人におすすめしたい。

AirPods Pro2

トップクラスのノイズキャンセリング性能があると聞き、興味を持っていたら、Amazonアウトレットにて定価の7000円引きで売られていたので購入。

かわいい

意外なことに第一印象は「かわいい」という印象だった。

というのも、本体とケース(充電機能とか色々有り)から構成されるが、まずケースを充電しようとLightningケーブルを挿すと「ちーん」という軽快かつちょっと間の抜けた音が出る。Apple製品らしくシャキッとした見た目で、Apple製品と連動する時はしっかり仕事するのに、充電する時は「ちーん」である。このギャップはかわいらしく、割と気に入っている。
加えて、本体の充電が切れた時に「トゥントゥク……トゥン↓」という「もうダメだぁ……、おしまいだぁ……」くらいの情けない音が出る。これも人間臭くて気に入っている。

なお、ガッツリ寝たい時にノイズキャンセリング機能を使ってそのまま寝るのだが、6時間後にちょうど充電が切れるのでこの情けない音が出て目が覚めるので、「お、力尽きたな!じゃあ奴を充電でもするか」となるので、割と起きる気になる。

思わぬ外部音取り込み機能での生活向上

意外なことその2、外部音取り込み機能が役立った。

画像真ん中を見てもらえるとわかるが、3種のモードがあり、概説としては以下の通りだ。


診断をちゃんと受けた訳ではないが、父と同様に私は聴覚情報処理障害(=APD)らしく、音はよく聞こえるものの会話はよく聞き取れず、何度も聞き返すことがよくある。ひどい時だと5回くらい。

自分の耳にはカクテルパーティー効果の機能は実装されておらず、幹線道路や工事現場の近く、強風の日だと会話はほぼ聞き取れない。電話は苦労するので、メールを好む。
しかし、AirPods Pro2の外部音取り込み機能を使うと、音の各所の強調が明確に変わり、聞き取れない声が明瞭に聞こえる。
電車の騒音で消されがちな社内アナウンスがちゃんと聞こえた時は感動してしまった。

Apple側もこの機能は強く意識しているようで、「ライブリスニング」という非常に騒がしい場所での会話の聞き取り機能がある。通常の外部音取り込み機能で満足しているので、ライブリスニング機能はオフのままだが、今度使ってみたい。
外部音取り込み機能を持ったイヤホンやヘッドホンは初めてなので、他の製品と比較することはできないが、少なくともAirPods Pro2は生活に大きく貢献してくれた。

ノイズキャンセリングの使用感

ノイズキャンセリングは非常に強力だった。

AirPods Pro2本体を1秒長押しし、「ノイズキャンセリング」に切り替えると、スッ……と無音の世界になる。

他人の会話や電車の音はもちろん、耳を塞いだ時の気流の音や耳栓を付けた時の体内の音すら聞こえてこないので、人によっては不安になるほどだと思う。
ただし、音声アナウンスは何故か微妙に聞こえる。衝撃を伴うような音は聞こえる……というか肌で感じる形になっているので、聞こえてるかどうかは判らない。
ノイズキャンセリング特有の無音時の圧迫感が若干あるが、音楽を流せば気にはならない。もちろん、音楽への没入感はとても高まる。

次に、AirPods Pro2本体はバッテリーが6時間もつので、寝る時にノイズキャンセリング機能を使うのも良い。
自分は寝る時のノイズキャンセリング機能の圧迫感は気にならないが、気になる人用に「バックグラウンドサウンド」という機能がある。雨の音やブラウンノイズなどを流す機能だ。

気分に応じて、無音、小さめの雨の音、「バランスの取れたノイズ」と使い分けると良い感じに眠れる。

いびき対策だと初代ですらBOSEの「sleepbuds」より効果があったという報告すらある。2だとノイズキャンセリング機能がより強力になっているので、睡眠には結構良い気がした。

完全ワイヤレスイヤホンとしての音質は

値段相応に良い音がする。

とはいえ、流石に音質重視の「WF-1000XM4」や「MOMENTUM True Wireless 3」には劣るとは思う。

Appleもその辺りは解っているのか、Apple MusicやAmazon Musicでの空間オーディオへ力を入れていたり、「ステレオを空間化」という通常のステレオ曲を空間オーディオ化する機能に加え、頭/耳/体の位置をAirPodsが記憶し音声配置を調整する(ダイナミックヘッドトラッキング)という機能を組み合わせて色々やる……のだが、ステレオの空間化は「曲に依る」という印象だった。

例えば、ROの「Steel Me」はスネアの鳴る位置が変わるくらいであまり変わらなかったが、初代Splatoonの「Ink Or Sink」なんかはステレオのまま聞くと左右の強調が若干キツいのだが、空間化すると左右の強調がマイルド化して音の広がりが強くなり、よりよく聞くことができた。無論、Apple Musicの空間オーディオ対応曲は最適化されているせいか、大変良い感じに聞こえる。(Adoの「レディメイド」など)

全体として

「良質の完全ワイヤレスイヤホン」というより、「QOLを向上させる耳に付ける何か」みたいな存在。

付け心地が良いので音楽流さずに外部音取り込み状態で付けてることが結構あり、Amazonレビューでも「ずっと付けていたい」と言ってる人がいたが、気持ちは解る。
加えて、自分のような新しいモノ好きとか、細かく設定を見ていって自分で最適化するような凝り性な人間には向いた製品だと思う。

逆に、目新しさよりも既存の実績重視の人とか、音質重視などの目的がはっきりしている人、ある程度凝った機能は使いたいが面倒なことが嫌いな人には向いていないかもしれない。
(もっとふわっとしてて、特に好みとかなく、流されるまま使ってみる人には向いてるかもだが)

ルミナスのスチールラック

スチールラックを信じよ

唐突ですが、スチールラック教に入信しました

今年引っ越しをしたのですが、訳あってすべて本棚を処分することとなり、押入れから出てきた大量の本・資料・雑誌をどうするか考えたところ、スチールラックが最適解という結論に至った。

スチールラック御三家はエレクター、ルミナス、アイリスオーヤマなのですが、エレクターはパーツの種類が多くて品質は高いものの、高価なので断念。アイリスオーヤマはパーツの種類や傾向に若干不満があった。ルミナスだとエレクターよりは種類や品質が下がるものの、家庭用には十分な品質と種類があり、使用人口が多いせいか情報も多かったので決定。

本棚2つ、移動式布団台、脱衣所ラック……と色々作った。

この後もハンガーラック、PCデスク、居間用収納ラックを作る予定。

メリット

汎用性が高く、応用力も高く、小回りが利く

ルミナスシリーズはたくさんありますが、どのシリーズも耐荷重が高く、少ないもので1棚あたり50kgですが、本棚向きのスリムで135kg、レギュラーに至っては250kgになります。このため、無印のケースに大量の雑誌を詰め込んで、複数ケースを1つの棚に置いたとしてもビクともしない。つまり、様々なものが置けるし、収納家具ごと置くことも可能。

簡単なやり方だと、ラックのセット一式を購入して、「本棚!!」とやるとコストも手間もかからず丈夫で風通しの良い本棚ができます。
ちゃんと設計/計画すれば、上記の移動式布団台のような凝ったものも作れる。ちなみに、この移動式布団台は病院向きの静音性かつ弾力性のある車輪にしてあるので、い草マットすら傷付けず静かに仕事をしてくれるし、そのままベランダにも出れます。重さも問題なし。

ゴムハンマー使うと解体/再構築も容易で、「ここが引っかかって不便」みたいな時も2.5cm単位で棚をずらせる。
時間が経って不要となったとしても、解体したパーツを他に転用できるのも強み。割と最強の家具だと思います。

デメリット

高い

ちょっと凝ったことをやる場合、上手くパーツ設計およびパーツ購入先選定をしないと、値段が跳ね上がります。公式オンリーで何も考えずに定価でガンガン買ってると破産する。

「セットになっているものを買い、足りないものを最安の売り場を見つけて買う」が基本ですが、どこが最安値かはマジで予測がつかないので、色々見て回ることになります。
例えば、脱衣所ラックなんかは、奥行き30cm以内、幅1m程度が制限事項でしたが、これに該当するシリーズはルミナスライトのみで、対応するセットは公式には存在しません。
ところが、ヤフーショッピング限定でいくつかの店がルミナスライトのオリジナルセットを販売しており、コスト削減が可能だったみたいな例もある。
ルミナス公式なんかでも時々アウトレットコーナーで掘り出し物が置いてたり、新商品のモニターやってくれたら半額にするキャンペーンとかやってたりするので油断がならない。

他に、スチールラックのデメリットとしてよく挙げられるのが「ホコリがよく付く」なのですが、実は現時点で全く困ってないです。
というのも、スチールラックでホコリがよく付く原因は帯電なのですが、陽イオン界面活性剤を使うことで回避できます。
早い話、柔軟剤(塩化ジステアリルジメチルアンモニウム)と逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)ですね。後者はドラッグストアで500円で売ってます。

注意点としては塩化ベンザルコニウムそのものに金属への腐食性があるので、下記2点を守る必要があります。

  • 低濃度で使う
  • ルミナスなどの錆対策の多重メッキや粉体塗装したスチールラックを使う

コロナ禍の影響で塩化ベンザルコニウムを使ったウェットティッシュがいくつかあり、西友のウェットティッシュがちょうど低濃度で入っているので、俺はこれを使ってます。
sm.rakuten.co.jp
家にホコリが少ないのかもですが、今のところ、2ヶ月経った本棚ラックにホコリがほぼ付いていないことは確認済。

全体として

「購入してよかった」というより、趣味が1つ増えたという感じです。
配置場所の寸法や運用を想定した上で、対応なシリーズを選定し、設計を考える。
設計が上手くいかなかったり、コストに見合わない場合は配置場所の変更や運用そのものの調整を行う……という一連の行為が楽しい。
タイムアタックやってるような感じですね。君もスチールラックになるべきだ。

スマートホームハブ2種

赤外線リモコンを全部覚えて代替してくれるスマートホームハブ。
2つともAlexa/Google Home/Siriに一通り対応してます。うちはAlexa使用。

2つ買った経緯

最初に買ったのはNature Remo mini 2。
ちなみに、3の方だと湿度/照度/人感センサーが付いてます。

前述したTV→アンプ→HDMIセレクターの順番で5秒間隔でONする操作をこいつはやってくれます。

とはいえ、旧居に良い感じの壁が家に無く、「新居はSwitchBotのハブ機能付きシーリングライトにした方が良いんじゃね?」ということで、新居に移る際にSwitchBotシーリングライトプロを購入。
SwitchBot一式に移ろうとしたものの、SwitchBotアプリは遅延ありの連続操作に対応していない。(同時オンは可能)
回避策としてAlexaに仮想スイッチを委託することで遅延ありの連続操作が可能ということで、Alexaと連携しようとしたところ、分類で「その他」に入る機器はAlexaに委託できないというルールがあり、HDMIセレクターは「その他」に入るため、Alexa経由でのSwitchBotでの操作は断念。Nature Remoでの操作に戻ったという経緯がある。
……と思って確認していたら、上記太字2点が昨日の12/30に改善された。ファック。

2種スマートハブのメリット/デメリット
  • Nature Remo mini 2
    • メリット
      • ハブ単体で温度感知/GPS情報取得可能
      • スケジュール実行管理あり
      • アプリ内のみで遅延付きの連続操作を1つにまとめることが可能
    • デメリット
      • 本体の置き場所を考える必要がある
      • 電源(USB電源)を確保する必要がある
  • SwitchBotシーリングライトプロ
    • メリット
      • 置き場所で悩まなくて済む
      • 電源は天井から確保するので悩まなくて済む
      • シーリングライト機能が優秀
        • 単体でスケジュールやシーン作成が容易
        • 細かな照度や色の調整が可能
      • 数多くのSwitchBotシリーズとの連携が容易
    • デメリット
      • 単体で温度感知/GPS情報取得不可
      • アプリ内のみで遅延付きの連続操作を実行できない
      • アプリ起動時に各スイッチが有効化するまで3秒程度かかる
        • SwitchBotシリーズはBluetooth部分で即時対応可能

のようになりますが、一長一短ですね。

スマートホームハブ2種共通のメリット/デメリット
  • メリット
    • 家電の操作をスケジュール管理できる
      • 我が家では夜12時半になったら勝手にライトが消灯し、こたつが切れます
    • 家電の一括操作をまとめることができる
      • 家電の複数操作をまとめることが可能
    • リモコンを少なくできる
      • オリジナルは確保する必要があるのでちゃんとしまっておく
    • 任意の部屋のAmazon Echoに話しかけるだけで家電を操作できる
  • デメリット
    • アプリの操作は物理リモコンよりも操作性が悪い
      • 振動はあるもののフィードバックが弱く、手元を見ないと操作ミスが起きやすい
    • 「メニュー」などの特殊な操作をする際にオリジナルのリモコンが必要になることが多い
      • リモコン運用を色々考慮する必要が出てくる
    • 廊下の電球など物理スイッチ必須のものは別途対応が必要
      • そのまま電源を切ると、スマート電球は対応ができなくなる
      • SwitchBotだと専用物理スイッチを売っている
    • Alexa連携含め、要求されるリテラシーが高い

強烈な便利さと要求されるリテラシーの高さは人を選ぶ部分かと思います。
自分は面倒含め楽しめてるので買って良かったですね。

Echo Show 5

10月末のタイムセール祭りで4980円で購入。
目的としては居間卓上の時計の置き換え+スマートホームハブの手動&音声操作用。
現在、11月のブラックフライデーで売り切れたままの状態。

QOLを上げる高級卓上時計

複数タイマー機能付きの高級な卓上時計として十分機能してくれているほか、「今日の猫は?」「今日の恐竜は?」とか天気やニュースがそれとなく流れていくのが個人的には気に入っている。
ニュースや天気をタップして詳細を見ても、TVのニュースのような人間同士の掛け合いが無いので、落ち着いて情報のみ摂取できて好感が持てる。


画面を上から下にスワイプすると、設定画面が出てくる。

Alexa連携を行えば、スマートホームハブのテレビ一式操作もここで操作が可能。

なお、設定で「タップでアレクサ」という機能を有効にすると、左下に👆マークが出てきて各種ショートカットを作成して操作できたり、音声操作に相当する操作も手動で操作が可能。

動画も見れるし意外と音質もいい

Prime VideoやAmazon Musicの再生が可能。


元がスピーカーなだけあって意外と音質がよく、割と低音が出るため、BGMを流すにはちょうどいい。動画を見る場合も見ずらいという程でもない。
ただし、検索機能などは付いていないので、マイリストや履歴、最近よく再生している項目から再生する必要があるが、Amazon Music(あるいはPrime Video)のスマホアプリから共有機能を使って、Echo Show 5に曲を移すやり方の方が確実だ。

モニターもスピーカーも無い部屋でPrime Video見たり、Amazon MusicをBGMで流すのに向いているだろう。

謎のUSB端子

Echo Showシリーズ裏に謎のmicro-USB端子があるのだが、Yahoo知恵袋の「メンテナンス用USB端子かな?」という意見が何故か定説化してしまい、どこの記事も「メンテナンス用USB端子です!」と連呼しているため、自分で調べた。


上記の通り、このUSBは音声出力が可能な端子だ。
ただし、Nobsound NS-01G Proでは音声出力可能だったが、SC-PMX90やCubiluxのUSB-DACでは音声出力不可だったため、一部の機器のみ対応している状態となる。
おそらく、この音声出力機能が不完全な状態なままなので、Amazon側も沈黙しているものと思われる。

ポータブルアンプなど他に接続できる機器があれば実験してみたい。続報を待て。

Fire TV Stick 4K MAX + Amazon Echo 第4世代 x 2

Fire TV Stick 4K MAXとEchoシリーズ2台でホームシアター設定を行うとたいへん良いという話を耳にし、ブラックフライデーセールにて購入。

  • 合計:17497円

本来ならEcho Studio x 2で組みたかったが、引っ越し直後の資金不足のため、泣く泣くAmazon Echo 第4世代 x 2で妥協した。

TV用音響機器として最適解になり得るか

Fire TV Stick 4K MAXは無印Stickと異なり、TVのARC端子に接続し、Echoシリーズ2台を従えたホームシアター構成を組むと、TVやTV接続したHDMI機器(レコーダーやゲーム機)の音声をEcho側から音声出力が可能となる。
これはHDMIWi-Fiでの出力のため、音声の劣化や遅延も無く、TVの音質向上方法としては有力候補となる。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G9MFQFRP6F7L8UH9


早速ホームシアターを組むが、SC-PMX90のスピーカーの上にAmazon Echoを置いたので、妻から「寺みたい」と言われる始末。

こうして寺ホームシアターが構成された。

結論から言うと、たいへん音が良い。

Amazon Musicは最適化されているせいか、音の広がりが強く感じられ、低音もよく響く。
特に「Bit.Trip Runner Original Soundtrack」のような電子音系の音楽が強いと感じた。
TVやレコーダーの音声もたいへん良い感じに響く。とてもこの値段とスピーカーの大きさでの音と思えない。

BDレコーダーからCD再生も試してみたが、かなり良く、SC-PMX90に比肩し得る音質と感じた。
AirPlay経由でラグランジュポイントサウンドトラックを試してみた時も8bit系の音で音の広がりを大きく感じるので、やはりこの辺りの音楽が得意なのかもしれない。

加えて配線がシンプルで、操作もややこしさが少ない。
基本的にはTVを付ければいいだけだ。

ただし、TVオン時にFire TV Stick側に音を持っていかれることがあり、「Fire TV Stickに入力切り替え→TV側に戻す」操作を行うことがあるのが難点か。
REGZA ZP2だけの現象の可能性もあるので注意

セール時であれば約17500円で、SC-PMX90に引けを取らない音響セットを構築できるため、かなりおすすめだ。

SC-PMX90と比較してのデメリット
  • 入力がHDMIのみ
  • ARC対応TVが必須

となるため、TVで音質向上に特化したセットとなる。
加えて、Fire TV Stick 4K MAXを使うこととなるため、Amazonに縁が無い人間だとメリットが少ないが、プライム会員であればメリットは大きいだろう。

Anker Eufy HomeVac H11

7月のプライムデーにて1000円引き(約4000円)で購入。

小回りが利く汎用性の高いハンディ掃除機

妻が買った100均の台に立てかけ、いつでも使えるようにしてある。

充電式で吸い込む力も強いので、下記の用途で使っている。

  • ラグ上の髪の毛やチリなどに気付いたらすぐ掃除
  • 惣菜パンやお菓子など食べた時にすぐ掃除
  • 消しゴム使ったときの片付け
  • 爪切った後の後始末

3~4回使ったら、ゴミ捨てを行い、外側フィルターを除菌ウェットティッシュで拭いておけば、清潔に保つことができる。
この回数であればゴミが浮遊して2次汚染を起こすこともなく、手間も少ない。

内側フィルター用に水洗いも可能だが、内側フィルターに詰まった目の細かい埃が取れないので、下記の専用ブラシ付きの予備フィルターセットを買うとよい。

半年に1回はフィルターそのものを換えてしまえば良いので、色々運用もラク
割と神製品なので、みんなセールの時に買ってしまうと幸せになれるはず。

SBD-74

Ankerのハンディ掃除機だと広い面を掃除することが難しいため、マキタ系統のサブ掃除機があると便利だなと思っていたら、Amazonアウトレットにて本製品が7200円で売ってたので購入。

近年の掃除機業界の動向とマキタ

知らない方向けに解説しておくと、現状の掃除機業界はスティック型掃除機とロボット型掃除機の技術向上が進んだことで、結構なパラダイムシフトが起きており、メイン掃除機+サブ掃除機の構成を取ることが増えている。

  1. メイン掃除機にルンバやECOVACSなどのロボット型掃除機を据えて、合間の部分を軽量でメンテがしやすいサブ掃除機で補う
  2. メイン掃除機に吸引力の強い重めのスティック型掃除機(キャニスター型の場合もある)を据えて、合間の部分を軽量でメンテがしやすいサブ掃除機で補う

となると、1と2両方に必要とされるサブ掃除機が売れるのだが、その代表例がマキタの「CL107FDSHW」となる。

この掃除機は2017年辺りから売れ続けているが、下記のような特徴がある。

  1. ノズル/パイプ含めた総重量1.29kg
  2. 合計25分稼働可能
  3. 紙パック式なので、サイクロン式と比べ、二次汚染や細かい部分の洗浄が無く、運用がラク
  4. この重量で吸引力がそこそこ高い
    • じゅうたんは難しいらしい
  5. ヘッドがシンプルな構造で髪の毛を巻き込まない
  6. ハンディ掃除機としても使える
  7. バッテリーの充電が極端に短く、22分で充電可能
  8. バッテリーの取り外しが容易で、予備バッテリーを購入することで継続時間が2倍になる
    • メインに据えることもできなくは無い
  9. LEDが付いている

CL107FDSHWは欲しいなとは思っていたのだが、

  • 約15000円と割と値段がする
  • 割と音が大きい
    • 集合住宅&夜も使うことを想定するので静音性の高いものがよい
  • バッテリー充電器が場所を取るので、そのまま充電できるものがよい

という部分で懸念点があったため、色々探していたところ、後発のSBD-74が割と適していたことが分かった。

SBD-74の良さと悲しさ

SBD-74の特徴としては、CL107FDSHWと同じ1~6の特徴は満たす上で

  • 1万円を切る安さ
    • Amazonアウトレットで買った時は7200円だったので半額未満
  • 静音性が高い
  • ACアダプタのみで充電可能
  • 壁立てかけ用の滑り止めゴム付き
  • 予備バッテリーがマキタよりだいぶ安い

だったので購入した。

もちろん、CL107FDSHWと比べて「フル充電で3時間かかる」「LEDが無い」など負けている部分があるが、「ほうき+ちりとりの代替」「フロアワイパーの代替」として大いに活躍してくれている。

ちなみに、この安さは知名度の無さから来ているようで、Twitterで検索しても宣伝twすらあまり無く、この型番語ってるのが俺ぐらいだったので悲しくなった。


なお、姉妹機であるSBD-75はアイリスオーヤマ掃除機で人気の静電モップ付きモデルで、モップの汚れも掃除機が取ってくれて便利なため、15000円くらいの値段である。不憫だ。

終わりに

あまり参考にならない「買ってよかったもの」リストになった気がする……。

収納!掃除!音響!!みたいな感じになので誰得感が強い。

USBハブモニターも便利なので入れたかったのだが、この記事作成で12時間ぐらいかけてるので無理。キツい。
来年にもう一つUSBハブモニターとか買うかもなので、その時に書く。

それでは皆様良いお年を。

「若おかみは小学生」について

少し書いてみます。



劇場版「若おかみは小学生!」PV


若おかみは小学生を観てきました。
文科省推薦とは裏腹に主人公は重いトラウマを背負い、明るい若おかみのアニメーションの背後に死の匂いが濃厚に充満した作品でした。


そういう意味では、後半がキツいという感想が多いですが、序盤から心に来るものがありました。というのも、幽霊等の超常の3人は実はおらず、おっこは独り言を喋り、勝手にものを食べる……つまり乖離や過食を起こしていると解釈しても、何ら視聴に問題が無かったからです。


実は彼らはイマジナリーフレンドであり、実は存在しない。物語の構造としても、おっこが心を治癒し、成長していく過程で彼らは見えなくなっていきます。心を治癒するという事は大人への発達です。両親からの愛情を十分に受けたと思しき12歳の少女は自立の境界線に居ます。そこからの自立(治癒)の過程を地域信仰(道教)で結びつけて最終的に昇華した本作は名作と言えましょう。


ここから少し道教の話をします。
おっこ温泉地は元々動物が傷を癒やすために使用し、おっこのご先祖が人間も使えるようにした、という経緯があります。動物達に敬意を払い、「何者も拒まない温泉地」として皆が運用しています。日本の地域信仰は「何者も拒まない」「自然」「才能(個性)の発露」「全ては1つ」。これは弥生時代からの日本の最古の宗教としての道教道家思想)の発露なんですね。(地域信仰や神道道教の派生だったりします)


物語はおっこの自身の「才能の発露」を起こし、超常の存在や両親、動物や人々の思いを巻き込んで「何者も拒まず」、「自然」と地域信仰(道教)を通じて「全ては1つ」になっていきます。この美しい収束は制作陣の卓越したバランス感覚や洗練し尽くしたシナリオから練りだされ、見事に文化的に恥じることの無い名作を産み出しました。


まだ観てない人は楽しみましょう。もう観た人も楽しみましょう。
この作品は何者も拒みません。


会えて良かった作品です。ありがとう、id:hebomegane_sun

ちなみに

エントリ自体iPadで書いた上に、iHatenaSyncっていうはてダ投稿支援アプリ使って書いた。


App IconiHatenaSync 6.0.3 App Store
Supported Devices: iPadWifi, iPad2Wifi, iPhone4, iPad23G, iPhone-3GS, iPodTouchourthGen, iPodTouchThirdGen, iPad3G
Category: ソーシャルネットワーキング   Price: 0 JPY
Seller: Hiroaki Hayase
iPadでちょこちょこ書いて投稿するかも。わからんけど。


written by iHatenaSync

第四世代iPad買った

開封の儀



・初期設定


んで昨日ずっとiPadいじくってたら、ただのでかいiPhoneかと思ってたら案外細かいところが違ってて、

  1. キーボードが両手かつ複数の指で打てる
  2. Safariのタブ数の制限が8つじゃない(制限なし?)
  3. Safariや各アプリでiPhoneが画面遷移するところが吹き出しのみで済む

この辺りがかなり大きい。

1はもちろん検索なりメモなりで効果が大きいし、
2と3の影響でブラウジングiPhoneよりも随分捗る。スマホ用画面じゃなくPC用画面での閲覧がラクなにもよい。
特に3はechofonなんかでもそうだったんだけど、誰かのプロフィール見てる時でも画面のほんの一部を吹き出しが占有するだけで、もとのTLはそのまま見れる状態。だから、その人の発言とか見ながら自分のTLが同時に追えるところはiPhoneよりも便利だなと思うとこなんだけど、惜しむらくはiPad用のTwitterクライアントが随分少ないとこなんだよねえ……。かなり優秀な部類のクライアントであるTweetlogixやSOICHAが無いし、そこそこ優秀なSimplyTweetやOsfoora、最近俺が気に入ってるTweetAtokも対応してない。いまんとこ結構使えるのは、echofonと公式クライアント、HootSuite、あと超優秀なTweetBotがiPad対応してるんだけど、こいつだけはiPad版が別料金でiPhoneで愛用してる俺としてはTweetBotのアヒルみたいな顔をして怒りを表明するしかないとこなんだけど、しばらくしたら買うと思います。
(ただ、最近はLaunch+やらDraftPadに夢中になってるせいで、投稿自体はそっちがメインになりつつあるんだけども)




あ、ちなみに第四世代iPad買った理由は

  • 電子ノートとして使いたい(主に数学と英語用)
  • オセロ囲碁将棋五目並べ辺りを集約したい
  • 新聞が見たい(スクラップブックとして使いたい)

ってのがあります。
数学辺り勉強してるとちょっとしたメモやら計算とかがかなり重要なんだけど、保存するとなると随分カオスなことになるので、いまんとこ電子化が最適解。そう考えるとiPad自体はあっても良いかなと前々から考えていたのだけど、それなりに値段が貼るのでスペック的に問題が無さげな段階で買おう、そんで買うとしたら今だろうなと思って買った。

んでオセロ囲碁将棋は家空間の節約になる上に、途中終了できたり手順も覚えてくれそうで便利そう。旅行とかでとりあえず持ってくと特急の中で楽しめそうな匂いを感じ取った。

新聞の話はぶっちゃけ日経とか朝日とか産経見るのは便利そうだなとか思ってたんだけど、日経が月4000円とかあり得ない高さな上に朝日も月3000円くらいするので絶望感たっぷりだった。まあ産経はiPad版のみ月1500円のみで結構安いんだけど、やはり日経と比べると質が……となるので無料のiPhone版で我慢してる。今んとこ現実的なのは読める時に日経やら読みたい新聞買ってきてiPadのカメラで撮ってスクラップしとく事ですかね。iOS一族の中ではiPadのカメラが最も優秀なようだし。

あとは電子書籍用端末としては第四世代iPadが今んとこもっとも限りなく正解に近いっぽいので、それも踏まえて買った感じ。
実際Kindle(アプリ)は見やすいし、iPad版のニュートンはあるし、マガストアに文藝春秋きょうの料理はあるっぽいので、その辺りはそれなりに満足できてたり。(贅沢をいえば日経サイエンスとかTarzanとかも読みたい)

今は使いやすくなるよう色々設定中、というかノートアプリを落として片っ端から試してるので、一通り勝手が解ったらまとめでも書くかも。