本当に自分の主張を述べるのであれば

そういえば小林よしのりが「本当に自分の主張を述べるのであれば、それは命懸けだ」って言ってたけど、マジでそうだなあと思った。


多くの人の目に晒される環境であれば、こないだのエントリのような変わった主張書いただけでネガティブコメントがけっこう来る。
そして、その中の多くが”自分の主張を述べるだけ”で、妙に威圧的だったり、こっちのエントリをちゃんと読んでいなかったり、反論としての情報ソースを提示しなかったり、それまでのコメント欄での議論の流れすら読んでいなかったりする。そういうコメントの多くは新しい視点とか発見は見当たらず、答えるこちら側としても一方的な情報提供になりがちだし、多対一のためか、非常に疲れる。最初の頃は「相手に説明する練習」「他人に説明することで自分の理解を深めよう」というコンセプトのもと、ひとりひとり返答していたのだが、返答すればするほど高圧的な態度のコメントが増えてきて、関係無いエントリのコメント欄に書き込むわ、ソース無しで断定口調とかマジ勘弁してくれと思ったので、はてなID持ちのみコメント欄に書き込めるように制限した。なんつーか、アルファな人たちがあんまりコメント欄に返答しないのってそういう意味があったのかと今更だけど実感。いちいち相手にしてると、一部が粘着ネットイナゴ化するわけね、と。


ただ、誤解してほしくないのは、今回の件に同意してくれる人も多かったし、「おもしろかった」「参考になった」という賛成意見を述べてくれる人もいたし、「本当にそうなのか?」「実現は難しいんじゃないのか……?」と疑問を呈する意見もあったので、全員が全員そうでは無いということ。中には、id:iamapenさんのようにしっかりと情報ソースを提示し、疑問点を明らかにし、自分の意見を他にわかるよう詳細に書いてくるような誠実な人もいた。そういう人達はまったく別だ。早い話、いろんな人がいるわけで、多くの人に自分の主張が晒されればそれだけいろんな人にぶつかるんだろう。で、その中のタチの悪いのが目立ってくる。(コメント欄に人が大量に来るので、管理人の余裕が無くなってくるのもあるかもしれない) じゃあ、もっと見る人が増えたらどうなんだろうとか考えたら恐ろしい。人が多ければ多い分、変な奴も増えるのだろうから、呪いの手紙100通送ってくる奴とか、包丁持って家まで来る奴とかいてもおかしくは無い。殺されるようなこともしてないのに殺されるってのも理不尽な話だ……とか妄想してた。*1

*1:何かモノ言うだけで殺されるってのも変