「強い弱い」の議論は不毛。

そうだ、先に主張しておこう。
ROで「何の職がいちばん強いか?」なんて議論があるが、「どういう状況下で…」という限定が無ければただのムダな議論、もしくは「自分のやってる職が最も強い!」という幼稚な主張を肯定するためのものにすぎない。
どういう状況下で、すなわち、ソロ狩りなのかPT狩りなのか、PVなのかGvなのか。あるいは敵単体なのか沸いてる状況なのか、そもそもBOSS狩りなのか。
「こういう時にこの職が最も強い」というならそれは有益な議論になり得る。
例えば、VIT騎士なら沸いたときの耐久力、対大型mobへの殲滅力があるが、ソロ時では敵の攻撃を全被弾するため経験地効率、金銭効率は非常に落ちる。
DEXWIZでもソロはできるが、ソロ時に大量の敵を溜め込むことは難しい。やはり防御面においてPTの前衛に守ってもらうことが最善なのだ。

また、「弱いから役に立たない。」という議論についても疑問のあるケースが。
例えば、弓ローグがよく劣化ハンターなどと呼ばれたりするが決してそんなことはない。ローグのスティール10は、確実にジョーカークリップ持ちハンターよりも盗む確率は上だし、回避率も上、短剣と盾を持てば短剣神速型になるため、前衛も可能…、といった利点があるため単純な比較は不可能。
一つの長所(殲滅力)に縛られるのではなく、「総合的に見る」(防御力、PT貢献度…など)ということが必要なのではないか。
さらに突き詰めて言えば「おもしろいから」という利点(本人に限られるが)さえあれば、どんなタイプであれ他人からケチをつかられる理由は一切ない。(ただし、PT連携においては「PT」という限定条件があるため「強い型」「役に立つ型」はある程度限定される。そのため、その限定にあまりにも逆らった型、ハミ出した型はPTメンバーに対する貢献が難しい、と考えていいため、一旦枠の中から外すことを考えた。)
もし、より良いPTプレイを行っていくなら、「自分のキャラがどんなことができるのか?」を考えていき、自分はどんなタイプのなのかを理解することが必要。個性的であれば個性的なほど、PTメンバーはどう協力してよいかわからず、困惑するのだから。