地球46億年の物語

http://www.youtube.com/watch?v=3JHdYBet_4Q
直径約500kmの巨大隕石が時速70000kmで、現在の地球の衝突したらどうなるかという話。
確か恐竜を滅ぼす原因となった隕石が直径10kmで、それでも巻き上げられた埃のせいで地球全体が氷河期になり大半の生命が死滅するはずなのだが、直径500kmて。しかも30億年前に実際あったことってのは衝撃。
「地殻津波」なんて言葉初めて聞いた。

参考

直径10kmの隕石が、25km/秒のスピードで地表に衝突するとしたら、1億メガトンのTNT爆弾にあたるほどのたいへん大きなエネルギーがでると計算できます。このエネルギーの量は想像もつかないでしょう。
 このエネルギーとは、広島に落とされた原爆は13キロトンでしたから、その70億個ぶんのエネルギーとなります。ソビエトアメリカの冷戦の時代に、核兵器が一番たくさん保有されていた量である6万個の核爆弾を、すべて爆発させたより、はるかに大きなエネルギーなのです
 べつの比較をしましょう。世界の人類ひとりひとりに1個の広島の原爆を爆発させるほど、地球の表面積1km/m2あたり10個の広島の原爆が爆発させるほどのエネルギーなのです。とんでもないエネルギーが、たった1個の隕石衝突から、生みだされたのです。

直径10kmですらこの威力。

もちろん、これほどのエネルギーがいっきに出されると、たいへんな異変(いへん)が、地球にはおこります。
 想像されている異変だけでも、
・超巨大津波
・大火災
酸性雨
・チリやススによる長期にわたる太陽光の遮断
などがおこります。どれをとっても、いまだかつて人類が経験をしたことがないほどの規模のものばかりです。
 たとえば、最後の異変、太陽の光が地表にどとかなくなるという事件です。これがおこるとどうなるでしょうか。もちろん寒くなります。でも、それ以外にもたいせつな役割も太陽の光にあります。
 長い期間にわたって太陽の光が地表にとどかないと、光をつかって光合成をする生物がすべて絶滅してしまいます。もちろん陸上の植物だけでなく、海にすんでいる植物プランクトンも絶滅します。草を食べていた草食動物や、植物プランクトンを食べていた動物プランクトンや小魚たちも絶滅します。そして、食物連鎖の最後にいた、草食動物や小魚を食べていた肉食の動物も絶滅します。
 隕石の衝突によってひきおここされる絶滅は、衝突によって直接死ぬのではなく、いろいろな連鎖によって、より広い範囲に広がっていきます。もちろん、進化をしている時間などありません。K-T境界では、隕石の衝突によってひきおこされた異変と、そこから生まれた連鎖によって、多くの生物が絶滅してしまったのです。

太陽の光遮断⇒植物滅亡⇒草食動物滅亡⇒肉食、雑食動物滅亡 というわけです。
ずいぶん前にMMRでこういう話あったな。MMRってその意味ではかなり勉強になる漫画だった。(プリオンの話とか)