ソーシャルブックマーキングの作法

最近、「ソーシャルブックマークのコメント」に関する論争が一部にあるようで。
事の発端はこちら。
ここギコ!! - 議論を喚起し得るコメントをソーシャルブックマークにつけることへの違和感
これに対するブクマコメントがこちら
そしてブクマコメント欄を交えた議論が続く。

若干の意見の齟齬はあるものの、それぞれ言ってることは至極もっとも。ただ、。「お前らちゃんと正面から立ち向かえよ」と言ってたtodesking氏がdisられていたのは不思議だった。
disられていた原因のひとつに、「ブクマされる側(=ブロガー)」を動かすか、「ブクマする側(=ブックマーカー)」を動かす立場に立つかで随分見方が変わってくるから、というのがあるだろう。
「ブロガー側を動かす」視点でモノを見ると、ここのブクマコメントやekken氏の意見に近くなる。
ブックマーカー側を動かす」視点でモノを見ると、ねね氏の意見やtodesking氏の意見に近くなる。
では、それぞれの立場としてどのような対応をした方が良いのか考えてみる。

ブクマされる側(ブロガー)はどう動くべきか

「ブクマコメント場」は議論の場にはしにくいため、ekken氏の言うように、
・どうでもいい発言はスルー
・どうしても気になる発言があれば、自分のブログに反論を書く、トラックバックを送る
というのが基本的な対応になりそう。

ブクマする側(ブックマーカー)はどう動くべきか

まず問題なのはブックマーカーの過剰な批判や、粘着質な誹謗・中傷だろう。つまり、ソーシャルブックマークを隠れ蓑としたいやらしい攻撃である。ねね氏もコメント欄で述べていたが、他のブックマーカーへの『扇動』というやり方もある。
これはブックマーカーとブロガー側が「多対一」であり、かつブックマーカーからの一方的な干渉が原因だ。
対策としては「一対一」にし、相互の交流をすればいい。
ekken氏は、ねね氏やid:todesking氏に対して、

共に言及されたことに対して、その応答の義務感を背負い過ぎ、また、相手に応答を強制していると感じました。

と述べているが、隠れながら狙撃してくるスナイパーとか、知らないうちに手榴弾落としてる人に関してはどうするんだろう、と思った。だって攻撃されたから決闘申し込んでるのに、全く相手にされないってのもある意味かわいそうなわけで。もちろん、多少の批判なら我慢すればいいけど、やはりブックマーカーへの対処を考えても損は無いんじゃないだろうか。
ただ、有効な対策というのが今んとこ無くて、ある程度被ブクマ先を意識しておくというぐらい…。決闘を行わない育ちの悪いブックマーカーや、悪質なスナイパーには皆でdisろう!!とかいうのも何か違うしなあ。




で、ふと思いついたのがはてなブラックリスト*1
ブクマコメントWIKIで誰か作ってくんないかなあ。

*1:きわどい場合はアンケートを使う…(:´д`) あくまで机上の空論