韓国のハプキド

キングフラダンスさんがハプキドについて述べていたので、こちらで言及。
http://d.hatena.ne.jp/kinghuradance/20070513


うちの部室に「月刊 秘伝」というマイナーな武道雑誌が大量にあるのだけれども、そこにハプキドの紹介が前に載ってたことがあった。そこの紹介によると、大東流合気柔術から派生した独自の武術なのは確かなのだけど、当て身の部分が強く出ていて日本の合気道に近いというより、「少林寺拳法+テコンドー」に近い体系になっているらしい。(純粋に武道研究してる方々が書いてる雑誌なのでバイアスは無いはず)


おそらく技術の引継ぎの途中にテコンドーの要素が入っていったのだと思うのだけど、足技がけっこうあり、蹴りから投げに入っていくような技があるんだそうだ。


武器術は剣術、杖術、短棒術に加えて、ステッキ術なるものがあるそうで、傘の柄の部分の形状(Jの形)をした棒を使ったものだそうで、それで足を引っ掛けたりする技があるとか。

この動画の1分34秒あたりに出てくるのがたぶんそれ。




でもなー、大東流の繊細な技術をこうまで大味にしちゃったのは勿体無いよな。
日本の総合武道はもちろん、中国拳法でも八卦掌とか八極拳形意拳意拳などは素晴らしく繊細かつ緻密な体系を保っているのに。まあそういう人がたまたま居なかったんだろうな韓国は。




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