ちょっとまじめなこと書いておこ。恥ずかしいけど。
自分の所属してる合気道部は週に6日練習があり、通学片道2時間という状況もあってか、去年まであまり真面目に部活やってなかった部分があった。今じゃあ真面目に来てる方だとは思うものの去年のツケなのか俺が不器用なのか(むしろ両方か)同期との間に実力の差ができてしまった。最近いろいろやってみたり、考えてみたりするものの、やっぱりうまくいかない。先輩から嫌われてはいないけど「2年になってるのになんで花見川は何でこんなこともできないんだ」って雰囲気が少なからずあって、他の同期がけっこうアドバイスもらってるのに、俺だけあんまりアドバイスもらってないような気がして被害妄想的に「俺はやっぱり認められてないのか」とうすうす思ったり、「なんで俺はこんなヘタクソなんだ…」とコンプレックス持ったりしましたよ。自業自得な部分あるけど。
でも、今日自分の好きな杖(棒の長いやつ)の練習を、OBの先輩の演舞のビデオを参考にしつつ、鏡の前でひたすらやってたんです。そしたら、近くにある休憩場所で、座ってお茶飲んでた先輩がじーっとこっちを見てる。それを意識してちょっとぎこちなく続けて練習してたら、その先輩が、
「…花見川。なってない部分はたくさんある、言っていくとキリがないけど、でも一つ言えるのは足の向き。内側になってる。それだけは言える。他の事は○○(杖の得意な先輩)にでも聞いてくれ。」
って言ったんです。
その先輩と自分はすごく仲がいいけど、合気道のことに関しては上で書いたような状況で「まったくしょうがないな…」って感じだった。でも練習してる俺を見てアドバイスしてくれた。その先輩は杖が得意ではないのにわざわざ助言してくれた。もしかしたら独りで練習してるときにアドバイスしてくれたのは初めてかもしれない。
たったこれだけのことだけど、なんだか妙に嬉しかった。認められた気がした。
ここまで書いて何か締めの文を考えていたけど、表現力の乏しい自分にはうまい表現が見つからない。なんだか、この文章書いてたらほんの少しだけ泣きたくなってきた。風呂にでも入って疲れをとってこようと思う。