カラースターとニコニ広告にふと思う

色付きはてなスター「カラースター」の販売を開始しました - はてなスター日記
ニコニ広告を試してみた - 未来私考


両方ともほぼコンセプトが同じなんだよな。

  • 好きなものにお金を払う
  • 自分の好きな作者・筆者を間接的に応援できる
  • 老若男女手が出せるてごろな値段
  • うまいこと使えば”オチ”になる (作品の一部として自分が参加できる)


「ネット上の実在しない対象にお金を払う」という意味では、MMORPGの「アイテム課金」にも似たところはあるのだけど、金をかける対象が”自分”とか”運営側”になってしまったりするので、多少コンセプトが違う。はてなは昔から「完成度50%のしっかりしたものを作って、その後はユーザーと一緒に作り上げていく」ってコンセプトを変な会社の作り方でも言ってたようにずっとその考えを貫いてる感がある一方で、ニコニコ動画運営側というのはユーザー数が多いせいなのか「ユーザーと一緒に作り上げていく」部分は同じなのだけど、ユーザー側で必要になったからサービスが出来る感があるんだよなあ。はてなは必要というより、運営側が面白い発想を具体的なサービスとして提示していく傾向が強いイメージがある……、とは言ってもニコニコ動画側にもそういう側面は大いにあるし、そのまた逆も然りな訳で両者の差は程度問題とも言える。


ニコニコ動画ニコニコ生放送やら、ニコニ・コモンズ、ニコニ広告、と相変わらずガンガン突っ走ってるんだけど、はてなはてなで最近はうごメモカラースター、今日からはてブのFireFox拡張が出たりと波に乗ってきた感が出てきて何か楽しいですよ。アンテナやダイアリー、ブクマを立て続けに発表した頃の往年のはてなを思い出して、「あの頃のはてなが帰ってきた!」感が楽しい。


俺ははてなもニコ動も好きな人間なので、こういうのはいくらでも金払えるな。なんか寄付感覚で払える。
俺のように「運営側に貢献しよう」って思える人間がそれなりに出てくるのが、両者のある意味すごい部分なのかもしれない。